++桜++
柔らかな日差し 真っ直ぐに受けた花びら
強く根付いた 幾年の間 ずっと移りゆく街並 みつめていたんだね
春の風の匂いがして 目覚めてきたつぼみたち
運命は変える事ができないのに また儚くこの世に生まれ
人の心に暖かい何か そっと芽生えさせる
雪解けを待つ日々 土の中から萌ゆる芽たちが
新たな旅立ちを見てる
歩き出す 一歩ずつ
慣れないのは皆同じ だから今日も生きている
花冷えを越えて 新しい日々へと向かう
その大樹は それも見ていた
そして今 この時に また一つ大人になる
ゆるやかな歩調を忘れた街で 誰に悟られることもなく
あえかなるそれは 桜
No,455 2006.2.12
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