++割れた鏡++
割れる 鏡が割れる 割れる
暗い時間 音も無くただ
映る 僕らが映る 映る
亀裂の中 笑えもしない
握りしめた拳 解けていた
声をあげればその分だけ
映し出される僕は醜くなって
捻じ曲がった仕組みを駆使している
少しずつ混ざり合った 皮肉にも
「どうしようもない」とか並べていた
何が分かると言うんだ やりもしないことを
それでも どこか怖くて 今日もまた 鏡見つめていた
割れた 鑑が割れた 割れた
見えてしまった 僕らの行方
また固めた拳 それだけで
不平並べる世の中から
弾き出されて僕は知ってしまった
歪に組む秩序を整えている
変えたくて 変わらなくて…
割れる 鏡が割れる 割れる
亀裂の中 鏡に鑑を映す
腐りかけた意思だけ残っていた
気づいたら流れていった 僕の能
任せていた身体が流されてた
何も分からなくなった 無知な自分がいた
それだけで どこかへ逸れて 安らげて 鏡捨てていたよ
それでも やはり怖くて 今日もまた 鑑探していた
No,464 2006.3.21
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